知る人ぞ知る!?名作オススメ漫画紹介!
第一回です。
記念すべき最初の記事は、ズバリおすすめの漫画!
何を書けば良いかと考えましたが、先ずは自分の好きな物から記事にしてみます!
有名な作品たちですが。ライトな層の漫画読みの方に向けて!というカンジで。
先ずは、
今最もアツい!バンド系音楽漫画。
「シオリエクスペリエンス」
この作品はまだあまり知られてないかも?
SHIORI EXPERIENCE~ジミなわたしとヘンなおじさん~(1) (ビッグガンガンコミックス)
- 作者: 長田悠幸×町田一八
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2014/11/27
- メディア: コミック
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主人公の本田紫織は、地味な英語教師なのですが、ある日かの有名なジミ・ヘンドリックスの幽霊に取り憑かれてしまいます。例えるならば、ヒカルの碁の如く、超絶なギターテクニックができるようになるのですが、その代償として27歳までに音楽で伝説を残さないと死んでしまう、という運命に。丁度26歳の誕生日を迎えたばかりの紫織に残された時間はあと1年!
どうする、紫織!?
――というのがあらすじです。(他作品を出してすみません。より分かりやすくなれば幸いです)
王道的な展開ですが、とても良くできています。あと、絵が上手い!いかにも漫画って感じのコミカルさが、キャラクターを生き生きさせています。社会人になって、趣味などに情熱を注がなくなった大人にこそ、是非読んでいただきたい!
ちなみに、絵担当の方は、「bloodthirsty butchers」というバンドの「JACK NICOLSON」という曲のPVのアニメーションを描いた人らしいです。
そちらも合わせて、どうぞ。
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……さて、次に紹介するのは、
「ザ・ワールド・イズ・マイン」
です。
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)
- 作者: 新井英樹
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: コミック
- 購入: 15人 クリック: 284回
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この漫画は、上のリンクに貼った「新説」の方――
(元のザ・ワールド・イズ・マインに大幅な加筆修正と、筆者のインタビューが加わったもの)
――を読んだのですが、とてつもなくエグい作品です。
手に取ったキッカケは、帯に「伊坂幸太郎」さんがコメントを書かれていたので興味が湧いた……というだけでした。
しかし、この分厚~い漫画は読むと、
なんじゃこりゃ!!ものっそい世界観や!!
と一気に引き込まれてしまうほどの作品でした。
舞台は現代日本風なのですが、第1巻は壮大な物語の序章というカンジで、日本の各地で様々なストーリーが進行していきます。さながら大作映画のように、さぁ、風呂敷を広げますよ~という流れ。まだまだ物語の全貌はよくわかりません。
一応、全体として「トシ」と「モン」という2人の犯罪者の逃亡劇、そして、突如出没した「ヒグマドン」と名付けられた大量殺戮を繰り返す怪獣。この2つのストーリーをメインに、話は展開されていきます。
2巻、3巻と先が気になる展開が続き、詳しくは言いませんが、最終巻で綺麗に風呂敷をたたみます。
これほど壮大な物語がこれほど上手く収束していく漫画がかつてあったでしょうか。私が知らないだけでしょうか。
……1つ言うならば「寄生獣」。あの作品も壮大なテーマですが、最高に綺麗なまとまりかたをしています。しかし、「ザ・ワールド・イズ・マイン」は風呂敷の広げ方がハンパないので、個人的に別ジャンルに属しています。そういうことにしといてください。
さて、話を戻しましょう。
この「ザ・ワールド・イズ・マイン」
色々と素晴らしいシーンはありますが、特に犯罪者の家族のリアルな境遇を描いたシーンは、ずーっと心に残り続けます。犯罪を犯したら、家族はどういった道を辿るのか。道徳の教科書にもなりそうな作品です。(というか作者さんはそういうつもりもあるとか)
とりあえず全部買ってみてください!とにかく、読んで下さい!
言葉では伝えにくいのです!
ただし、人が死ぬ(殺される)描写がとてもエグいです。苦手な人は気をつけてください。
(北野たけしさんが、暴力シーンは痛そうに見えないと駄目だ、と言っていたらしいですが、この作品を見て納得しました。作品の良さ故の描写なので、できるだけ頑張ってみてください。私もどちらかというと苦手ですが、良い作品を読む為なら大丈夫でした!)
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2つ紹介しましたが、思ったより長くなったので、
あと1つだけ!
「天使な小生意気」!
- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/08/04
- メディア: Kindle版
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- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 12回
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10冊にまとまった大型バージョンも出てます。
今から集めるならそっちの方が良いかもしれません。
この作品は、昔サンデーで連載されていた名作ですね。
簡単なあらすじを説明すると、
主人公の天使 恵(あまつか めぐみ)は少年時代に、怪しい魔法使い(の格好をしたオジサン)に魔法の本(以下、魔本と表記する)を貰います。
魔本を開くと、中から怪しい小人が現れ、
「1つだけどんな願いでも叶えてやろう」となんとも怪しい台詞を吐きます。
迷わず「男の中の男にしてくれ」と頼んだ主人公の恵クンでしたが、何故か「女の中の女」つまり絶世の美女!にされてしまうのでした。インチキな魔本に腹を立て、勢いで川の中に捨ててしまった恵クンは、魔法が解けないまま、女の子として生き、6年の月日が経ってしまいます。
高校に入学した恵クン、もとい恵ちゃんは、男に戻るため、魔本探しに尽力します。
さぁ、恵ちゃんの運命はいかに!?
――というような導入です。この漫画は「今日から俺は」で有名な西森博之さんの名作で、ギャグとシリアスのバランスが最高なのです!
西森さんの描く美女キャラクターを知らない友達に見せると、「これが美女なの?」と言われることもあるのですが、
馬鹿やろう!他のどの漫画のキャラクターよりも可愛いんだよ!!と叫びたくなります。
元々美女設定ですが、恵ちゃんは特に天使のように可愛くて美しいです。
特に性格がもう、最高なんですよね。
しゃべり方とか、ツンとした横顔とか!
キャラクターの絵も!全てがツボです!(結局)
女の子だけでなく、もちろん男のキャラクターも超魅力的です!地味な設定のキャラクターでも、時折めちゃくちゃ男らしい一面を見せることがあるんですが、もうたまりません!キュン死に必至!(死語かも)
老若男女楽しめる作品なので、是非ご家族にもオススメしてみてください!
ちなみに西森博之さんの他の作品もお薦めです。
「お茶にごす。」とか
- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/08/25
- メディア: Kindle版
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「鋼鉄の華っ柱」とか!
- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/29
- メディア: Kindle版
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あとは勿論「今日から俺は」も最高ですよ!長いですが、文庫版も出てますので、お好みで。
- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/07/14
- メディア: Kindle版
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- 作者: 西森博之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/04/15
- メディア: 文庫
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まぁ、でも西森博之作品としては、最初に「天使な小生意気」を読むことをお薦めします!
巻数もちょうどいいですし!個人的に一番すきなので!
……そう言えば、西森博之さんの作品には、ヤンキーキャラが良く出ます。
そして、一貫して悪者の書き方が上手いです。
やはり悪役が上手く描かれた作品は名作が多い!!
ということなのでしょう。
……で、話を戻しますが(2回目)
「天使な小生意気」は今回紹介した3作品の中で、一番誰でも見易い漫画だと思います。一番お薦めなので、是非ご購入ください。
(興奮し過ぎだ)
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というワケで、お薦め漫画紹介記事でした。
まだまだ沢山紹介したい作品ありますが、
意外に時間かかるのでまた今度、紹介していきます。
良ければまた見てくださいね~。
では、さようなら。